便秘で辛い想いをされている人は、多いですよね。
食べ物や生活習慣等を見直しても、なかなか改善されないのが便秘ですよね。
その辛い便秘を改善するために、薬を使うのはアリなのでしょうか?
あまり便秘の改善に薬を使うことは良いイメージを持たない人もいますよね。
しかし、本当のところはどうなのでしょうか。
また、薬を使う場合に気を付けるべきことなどについてまとめました。
便秘薬
便秘を改善したいときに、薬を使うのも1つの方法です。
いざ使おうと思ったときに、どんな薬を選んだらいいのか迷ってしまうことがあります。
では、どんな薬を選ぶのがいいんでしょうか。
便秘薬の種類
便秘の薬には、大きく分けると、2つの種類があります。
「即効タイプ」と「優しいタイプ」の2種類です。
即効タイプの便秘薬
即効タイプは、その名前の通り即効性があります。
即効タイプの代表例は、浣腸、刺激性便秘役や漢方便秘薬です。
浣腸の場合は、10~20分で効果が表れます。
刺激性便秘薬や漢方便秘薬の場合は、6~10時間程度で効果が表れてきます。
即効タイプのメリットは、すぐに排便効果が表れることです。
ただ、乱用すると薬の刺激になれてしまうので、使い過ぎには注意が必要です。
やさしいタイプの便秘薬
やさしいタイプの便秘薬は、腸に負担がかかりません。
やさしいタイプの便秘薬は、乳酸菌系のサプリです。酸化マグネシウム錠も、そうですね。
やさしいタイプなら、毎日便秘薬を飲んでも耐性ができないので安心です。
しかし、即効性の便秘薬と比べると、効果が実感できるまでの時間がかかる点がデメリットです。
薬を使うタイミング
便秘薬は、どのタイミングで使うといいのでしょうか。
例えば、便秘が3日以上続くと、便から水分が再吸収され硬くなります。
便が硬くなると排泄の邪魔になるんです。
この状態が続くと、お腹が張り、悪玉菌が増えていきます、
更には、便秘はもちろんのこと、他にもよくないことが起こると考えられます。
そこで、目安として1週間に3回以上出ない場合が、薬を使うタイミングと捉えて良いと思います。
この時、酸化マグネシウム便秘薬を取り入れ、腸内の水分量を増やして流れをよくしておくと良いです。
飲む量を調整(1日2000ミリグラムまで)し、下痢にならないように気を付けてください。
まとめ
便秘の改善に薬を一時的に取り入れることはあると思います。
必要なタイミングで薬を取り入れることは、悪いことではありません。
上手に薬を取り入れて、毎日排泄がある状態になれば、健康面でもプラスですよね。
しかし、便秘薬を使わなくて済むのであれば、その方がいいですよね。
便秘薬を使うときは、「即効性の便秘薬と整腸剤」、「酸化マグネシウムと整腸剤」、「整腸剤と乳酸菌サプリ」の組み合わせがおすすめです。
できれば、少しずつ薬の量を減らして、最終的には、薬を使わなくても便通があるようにしたいですよね。