便秘に悩む人は多く、便秘にならないように普段から対策を取っているという人も少なくありません。
便秘で、体が重くなったり、むくみ・肌荒れなどの症状で、悩んだ経験がある人も多いんですよね。
便秘は、体に様々な悪影響を及ぼすことも考えられるので、できればなりたくないものです。
そんな便秘の対策として、食べ物に気を使う人は多いんです。
ここでは、便秘対策に効果的な3つの食べ物についてご紹介します。
目次
食物繊維
食物繊維には水に溶けにくいものと溶けやすいものがあります。
便秘対策には、どちらの食物繊維もバランスよく摂ることが大切です。
不溶性食物繊維
不溶性食物繊維は、水に溶けにくい食物繊維です。
便秘に効果的とされるイモ類や、根菜類は不溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は、便のかさを増し、腸を刺激して排便を促します。
しかし、不溶性食物繊維を摂りすぎると、便が増えすぎて固まってしまうこともあるので注意が必要です。
水溶性食物繊維
名前の通り、水に溶けやすい食物繊維のことを水溶性食物繊維といいます。
バナナやリンゴなどのフルーツ、キノコ類、海藻類は水溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維は、便を柔らかくし腸の活動を促す効果が期待されています。
発酵食品
発酵食品に含まれる発酵菌が腸内環境を整え、便秘解消や予防に役立ちます。
乳製品
ヨーグルトやチーズなどの乳製品には、乳酸菌が豊富に含まれています。
乳酸菌は、腸内環境の改善に役立ちます。
漬物
実は、乳製品よりも漬物のほうが乳酸菌を多く含んでいるといわれています。
キムチや奈良漬け、粕漬けなど発酵された漬物を選ぶことがポイントです。
納豆
納豆には発酵を促す納豆菌と大豆の食物繊維が含まれ、便秘対策にぴったりの食べ物です。
マグネシウムを含む食べ物
マグネシウムにはお腹の調子を整えて排便を促す働きがあります。
マグネシウムを多く含む食べ物を積極的に摂取しましょう。
あおさなどの海藻
あおさや、青のりには、マグネシウムが豊富に含まれています。
乾燥わかめや、昆布にも、マグネシウムが含まれているので、積極的に取り入れましょう。
干しエビ
干しエビにも、マグネシウムがたっぷり含まれています。
干しエビは、サラダに加えたり粉末にしてダシとして使ったり、使い道がたくさんあります。
乾燥バジルやパセリ
意外なのが、乾燥バジルやパセリです。
実は、バジルは、100gあたりの含有量は海藻に次いで多いんです。
しかし、一度にたくさん摂取することは簡単ではないんです。
普段の食事に付け足してみてはいかがでしょうか。
例えば、パスタを作るときに、バジルを使うことは、簡単ですよね。
まとめ
便秘対策として、食べ物に気を使うことはとても大切なことです。
しかし、便秘にいいからといって、便秘に効果的な食べ物ばかりを摂っていては、逆効果になってしまうことも少なくありません。
バランスのいい食生活を心がけたいですね。