慢性的な便秘に悩んでいる人も多く、何とか便秘を解消したいと思っている人も少なくありません。
そんな人におすすめなのが、ツボ押しです。
便秘解消に効果的なツボも多く、自分で押すことができる場所にあります。
しかも、即効性が期待できるかも知れないんです。
ツボ押しなら、自分で簡単にできますからね。
便秘解消を目指すためのツボ押しのポイントをご紹介します。
目次
お腹のツボ
大巨(だいこ)
大巨は慢性的な便秘にも効果があるとされているツボです。
お腹の張りを解消するだけでなく、消化器官の向上や冷え対策にも有効とされています。
大巨はおへその下に指を3本置いたところか外側に指2本分進んだところ、左右2か所にあります。
指2本を使い、ギューッと徐々に力を入れながら10秒ほど押しましょう。
気海(きかい)
気海は、胃腸の働きを良くする働きがあるツボです。
おへその下指2本分のところにあるツボで、人差し指と中指を重ねてギューッと押したり、緩めたりを繰り返しながら刺激します。
うれしいことに、ストレス解消にも効果があるとされています。
手のツボ
間使(かんし)
間使は、手首から指4本分下、腕の内側にあるツボです。
このツボは、、排便を促すぜん動運動を活性化させる効果が期待されています。
腹痛を伴う頑固な便秘にも効果があり、こまめにマッサージするのがおすすめです。
親指で、ぐりぐりともみほぐすようにマッサージしましょう。
合谷(ごうこく)
便秘だけでなく、頭痛や肩こりなど様々な体の不調に効果が期待できるツボです。
ストレス解消や安眠、腸の働きを整える作用があり、便秘解消に有効とされています。
合谷は、親指と人差し指の付け根の間にあり、反対の手で挟むようにしてマッサージするのがおすすめです。
足のツボ
足三里(あしさんり)
胃腸の調子を整え、便秘解消に役立つツボです。
膝から指4本分下から外側に少し出たところにあり、親指を使って強めに刺激しましょう。
厲兌(れいだ)
足の人差し指の第二関節やや外側にあるツボです。
胃腸が弱っていると、軽く押しただけでもかなり強い痛みを感じます。
指でつまむように揉みほぐしてあげましょう。
土踏まず
足の裏の土踏まずには、胃腸に関係したツボが集中しています。
土踏まずをコの字型に囲んだところが大腸のツボといわれ、ここを刺激することで便秘解消に役立ちます。
初めはさするように揉み、慣れてきたら親指を使って強めに刺激するといいでしょう。
まとめ
便秘解消に効果が期待できるツボを押すと、数時間で便意をもよおすことがあるほど即効性も期待できます。
慢性的で頑固な便秘には、即効性はあまり期待できないかもしれません。
それでも、毎日根気よくツボ押しを続けることで、便秘解消を目指せます。