便秘解消のために、様々な解消法があります。
食事内容の見直しや、生活習慣を整えるなどの解消法がありますよね。
しかし、始めてみたものの、なかなか解消法を続けられないという人も少なくありません。
そんな人におすすめなのが、たった5分で取り組める便秘解消体操です。
この体操なら、より効率的に、便秘解消を目指すことができます。
3タイプの体操をご紹介します。
お尻歩き体操
便秘解消効果
お尻歩き体操の期待できる効果は、骨盤の歪みの解消です。
骨盤と便秘は、関係がないように思いますよね。
しかし、しっかりと関係しているんです。
実は、骨盤が歪んでいると腰回りの血行が悪くなってしまうんです。
これが、便秘の原因のひとつになると考えられています。
お尻歩きをすることで、骨盤の歪みが解消されると、血行促進が期待できます。
更に、内臓が正しい位置に戻り、便秘の解消にもつながると考えられています。
やり方
お尻歩きをやる前に、軽いストレッチをして体をほぐしておきましょう。
床に膝を伸ばして座ります。このときに、背筋もスッと伸ばしておきます。
背筋を伸ばした状態のまま、お尻で歩いてみましょう。
片方のお尻を上げて、前に押し出したら、もう片方のお尻を上げて押し出します。
腹筋と腰のツイストで進むようなイメージをするとお尻歩きがしやすいです。
前に、10歩進んだら、今度は、後ろに10歩戻るようにします。
このお尻歩き運動を5分ほど続けましょう。
ツイスト体操
ツイスト体操で腸を刺激
腰を動かすツイスト体操は、腸を意識的に動かすことができるため、排便を促すぜん動運動をサポートする効果が期待されています。
立ち姿勢で行ったほうが効果を得やすいですが、イスに座ったままでもできる体操ですので、気が付いたときに取り組みましょう。
やり方
足を肩幅に開き、両手を左右に広げて立ちます。
おへそから腰をひねるようなイメージで、『右、左、右、左』とゆっくりと左右に腰をツイストします。
下半身は動かさずに上半身だけを動かすようにしましょう。
この運動を3分から4分ほど続けます。
ツイスト体操が終わったら、最後に両手を組んで上にギューッと伸ばし、お腹のストレッチをしたら終了です。
バタ足体操
腹筋を鍛えて排便サポート
便秘の原因のひとつに、排便時に使う腹筋の衰えが挙げられます。
このバタ足体操を取り入れることで、腹筋を鍛えるとともに、腸を刺激して便を出しやすくします。
やり方
うつぶせ寝の状態で足を肩幅に開きます。
手はあごの下に置き、足をバタバタと動かします。
ゆっくりでいいので、5分ほど続けられるペースで取り組みましょう。
5分経ったら、今度は、仰向けになります。
膝を抱えて10秒キープし、楽な姿勢に戻ります。
これで、バタ足体操は終了です。
まとめ
便秘解消には、食事や生活習慣の見直しも大切ですが、体を動かすことも大切です。
ここでは、お尻歩き体操・ツイスト体操・バタ足体操の3つの体操をご紹介しました。
どの体操も短時間で簡単にできる体操ばかりです。
生活の中に、3つの体操を取り入れ、便秘解消を目指しましょう。